茂原市立図書館ブログ

茂原市立図書館のブログです。

第3回秋の落語会を開催しました。

先月10月25日水曜日に茂原市総合市民センターの集会室にて

恒例の秋の落語会を開催いたしました。

茂原市立図書館の「秋の落語会」開催は今回で3回目となります。

 

前回、早々に受付が埋まってしまったため今回は

定員を増やして、座席数も大幅アップしました。

当日は76名もの方にご参加いただきました。

 

 

出演

月の家小圓鏡

丸一仙花

三遊亭二之吉

出演は第一回からのご出演の月の家小圓鏡師匠。

今回初めての出演となります太神楽(だいかぐら)の丸一仙花さん

前座は三遊亭二之吉さんに登場していただきました。

 

『蚊いくさ』

開口一番の二之吉さんには、「蚊いくさ」を披露いただきました。

軽快な枕話からお話は剣術の稽古にのめり込む八百屋さんの話に。

落語会の口火を切っていただき、会場の空気も一気に温まりました。

 

『近日息子』

続いて登場いただいたのは、すっかりお馴染みの月の家小圓鏡師匠

落語会の裏話から、茂原の喫茶店のおはなしまで楽しい枕話を

聴かせていただきました。

 

小圓鏡さんは「近日息子」を披露。

何でも人の言う先へ先へと気を回さなければいけないと

お父っつあんから言われた息子が巻き起こす

コミカルな騒動のお話でした。

 

太神楽

仲入りを挟んでご登場いただいたのは

太神楽師の丸一仙花さん

太神楽(だいかぐら)といえば傘の上で鞠を転がすなどの芸をイメージしますが

実際に観るのは初めての方も多かったのでは。

 

太神楽は縁起物ということで、鞠や金輪、升など色々な物を傘で回してくれました。

(お茶碗やパンダのぬいぐるみなども)

立て物(バランスを取る芸)の五階茶碗もお見事でした。

 

『徂徠豆腐』

落語会のトリは小圓鏡師匠。

今回の演目は「徂徠豆腐(そらいどうふ)」です。

豆腐屋の主人と、一文無しながらも豆腐をたびたび買い求めるお客。

その二人の交流を中心にお話は進みます。

 

ひと騒動あった後に、豆腐を求めていたお客は儒学者荻生徂徠(おぎゅうそらい)

だとわかり、最後は人情味あふれる大団円でした。

荻生徂徠と言えば、茂原市にもゆかりのある方で

市内には『荻生徂徠勉学の地』があります。

まさに茂原の落語会のトリにふさわしいお話でした。

www.mobara-kankou.com

 

参加いただいた皆様からのアンケートには

「落語が楽しくて引き込まれてしまいました。太神楽もすごく感動!また見たいです。
 話に引きこまれてしまい、感動です。(特に最後のお話)」
「生の落語は、やはりテレビで観るよりもおもしろい。内容が良かった。」
「初めて落語を聞きました。ありがとうございます。」

など、たくさんの感想を寄せていただきました。

 

 

仲入りの時に楽屋にお邪魔して一枚。

おちゃめに3人おそろいのポーズを決めていただきました。

今回も大いに会場を盛り上げていただきました。

改めまして、小圓鏡師匠、仙花さん、二之吉さん、ありがとうございました!

 

 

今回の落語会の一部をYouTube茂原市立図書館チャンネルにて

後日、2週間の期間限定配信予定です。

動画配信の詳細は下記リンクをご覧ください。

mobaratosyokan.hatenablog.com

 

出演者関連SNS

月の家小圓鏡 (@kyota919about) / X

かがみもち(夫婦太神楽)~かわら版~ (@kagamimochi10) / X

三遊亭二之吉 (@sanyutei_nino) / X