茂原市立図書館ブログ

茂原市立図書館のブログです。

市制施行70周年記念「秋の落語会」開催しました。

去る10月16日日曜日に茂原市総合市民センターにて

茂原市立図書館の秋の落語会を開催いたしました。

図書館としての落語会開催は2回目となります。

当日は41名もの方に参加いただきました。

 

 

出演

 

 

出演は第一回からのご出演の月の家小圓鏡師匠、

今回初めての出演となります寄席文字書家の橘紅樂師匠

前座は金原亭杏寿さんに出演していただきました。

 

 

『牛ほめ』

開口一番の杏寿さんには「牛ほめ」を元気いっぱいに

演じていただきました。会場の空気も一気に温まりました。

 

 

『たけのこ』

続いて登場いただいたのは、月の家小圓鏡師匠

小圓鏡さんには第一回の落語会に出演いただいたご縁もあって

今回の市制施行70周年記念事業のひとつ「もばらの本棚70冊」にも

ご参加いただいております。

www.city.mobara.chiba.jp

枕ではそのことにも触れていただきつつ、茂原のおはなしも

たくさんしていただきました。

 

その後、小圓鏡さんは「たけのこ」を披露。

お殿様と家来、そしてお隣の家のご主人とのやりとりに

思わずクスリと笑ってしまいました。

 

寄席文字

仲入りを挟んでご登場いただいたのは

寄席文字書家の橘紅樂師匠。

寄席で使われる独特の文字で、テレビ番組「笑点」のタイトルなどで

お馴染みの寄席文字をご披露いただきました。

会場の皆さんから一文字お題をもらって、その場で

色紙に寄席文字を書いていただきました。出来上がった色紙はその方に贈られます。

紅樂さんの寄席文字をはじめとした江戸文字についてのお話しや

軽妙なトークも相まってあっという間に時間がすぎていきました。

 

 

『竹の水仙

トリを飾っていただいたのは小圓鏡師匠。

ご披露いただいたのは「竹の水仙」。

大工の名人とよばれた左甚五郎が登場する演目です。

お宿の主人や大名行列のお殿様、その家来とたくさんの人物が

登場しコミカルかけあいをしながらも、最後は人情味あふれる大団円。

落語会の終わりにふさわしいお話でした。



 

参加いただいた皆様からのアンケートには

「こんな会を待っていました。 嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。」「どんな手を使っても今回のメンバーで再演して下さい!」

「正直、今日まで落語をよく知らなかったが、今日直接聞くことができて本当に面白かったです。またききたいと思います」

など、たくさんの感想を寄せていただきました。

 

仲入りの時の一枚。皆さん市制施行70周年記念ということで

大いに会場を盛り上げていただきました。

改めまして、小圓鏡師匠、紅樂師匠、杏寿さんありがとうございました!

 

 

今回の落語会の一部をYouTube茂原市立図書館チャンネルにて

後日期間限定配信予定です。

準備ができましたらお知らせさせていただきます。

www.youtube.com