茂原市立図書館ブログ

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3月25日(日)大人のための朗読会開催

茂原市立図書館研修室にて、第6回「大人のための朗読会」が開催されました。

桜も咲き始めた気持ちの良い快晴の中、実に41名もの方々に足を運んでいただき、

満員御礼となりました。

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 あや  あや

『綾・紋の会』の皆様が、詩及び童話、文学作品など9作品を朗読してくださいました。さわやかな日曜日の午後を、素敵な朗読で過ごすことが出来たのではないでしょうか。

 

アンケートからは、「朗読会に参加したのは2回目だが、静かに語りの人が朗読するのを聞いていると心が安らぐ感じがして、落ち着いた感じになった。自分が読書をしている時とはまた違う」「本を読むのが好きですが、朗読を聞くのもまた良いものだと思いました。心にしみてしばらくは心が満たされて幸せでした」等の感想をいただきました。

次回も、皆様のご参加を心からお待ちしております。

 

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当日の演目

一「詩三篇および童話の朗読」

 *「春夏秋冬」   矢田部良吉 作

 *「野ばら」    ゲーテ 作

 *「初恋」     島崎藤村 作

 *「大きな蝙蝠傘」 竹久夢二 作

二「蜘蛛の糸」    小松左京 作

三「荒絹」      志賀直哉 作

四「枯野」      藤沢周平 作

五「みどりのゆび」  吉本ばなな 作

六「花咲かぬリラの話」山本周五郎 作

 

語り:綾・紋の会

2月28日「大人のための映画会」開催しました。

2月28日(水)「紙屋悦子の青春」を上映しました。

梅の花も咲き誇る暖かい日で、多くの方がご来館くださいました。

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監督 黒木 和雄   原作 松田 正隆

出演 原田 知世 永瀬 正敏 小林 薫 本上 まなみ 他

2006年製作

第31回報知映画賞特別賞受賞

第61回毎日映画コンクール撮影賞受賞

 内容

「昭和20年の春。東京大空襲で両親を失った紙屋悦子に、

見合い話が持ち上がる。相手は兄の後輩・明石少尉の親友、

永与少尉。悦子と明石は密かに心を寄せ合っていたが、

明石は明日の命も知れぬ自分よりも永与に悦子を

任せようとしていた・・・。」

 

アンケートに、多くの方から「いい映画」「感動した」

「じっくりと落ち着いて楽しめた」「深く心にしみた」

「久々に楽しい時間を過ごした。」等の感想を頂きました。

 

「美しい夏キリシマ」「父と暮らせば」などの映画で

戦争と反戦を訴えてきた黒木和雄監督の遺作です。

 

紙屋家の桜の花が咲き始めてから散るまでの数日間のお話です。

ほぼ、紙屋家での会話シーンですが、効果音楽も殆ど無く、

聞こえてくるのは、紙屋家のコチコチという柱時計の音だけ。

戦時中でも日常があり、普通の会話があり、夫婦の口げんかや、

お見合いの会話にもほほえましいユーモアがあり、

会場は、暖かい笑い声で包まれていました。

終盤は、戦争によって命を落とさなければならない人々、

 残された人々の悲しみが描かれており、あっという間の2時間でした。

 

「大人のための映画会」でこの「紙屋悦子の青春」に出会え、うれしく思います。

次回も「大人のための映画会」で、皆さんが笑いや、涙、感動を共感して頂けたら

幸いです。

大人のためのおはなし会を開催しました

3月16日(金)に大人のためのおはなし会を開催しました。

普段は子どもたちに向けて語っているおはなしや絵本の読み聞かせを、この日は大人の方に聞いていただきました。

 

赤ずきん」や「マーシャとくま」などの外国のおはなしと「ねずみのすもう」や「腰折れすずめ」などの日本のおはなしを、読み聞かせボランティアグループ “もくもく” の方たちと図書館スタッフとで語りました。

 

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図書館では、毎月第1・2・4土曜日 午後2時から午後2時30分の間に、小学生までの子どもたちに向けたおはなし会を開催しています。

おはなし室はカーペット敷きの部屋になっていますので、ゆったりとした雰囲気でお話を楽しむことができます。

保護者のかたも一緒に聞くことができます。お子さんと一緒におはなしを楽しんでみませんか?