茂原市立図書館ブログ

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『ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスター展』開催レポート

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8月3日(火)から8月22日(日)まで、茂原市立図書館の研修室にて企画政策課主催による「ヒロシマナガサキ原爆写真ポスター展」を開催いたしました。
例年、美術館・郷土資料館にて行われている同展ですが、今年度は図書館の研修室を展示室としてレイアウトし開催いたしました。

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展示は被爆都市であるヒロシマナガサキの「原爆写真ポスター」と被爆により12歳の若さで亡くなった佐々木禎子さんについて紹介する「サダコと折り鶴」ポスターをメインに行いました。

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また、展示スペースを市民の方から寄贈された2万羽の折り鶴が彩りました。

 

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展示室の外には、ヒロシマナガサキに関する資料や佐々木偵子さんについての資料、戦争や平和に関する資料の展示も併せて行いました。

 

展示には多くの方に足を運んでいただき、10代の方から年配の方まで幅広い年齢層の方にポスター展を見ていただけました。

アンケートに寄せられたコメントの一部をご紹介します。


・これをみてむねがいたみました。もうこのようなことがないことをねがいます。(10代女性)


・胸が痛みます。だけど、コロナ禍で失っていた「人間性」を自分の中に取り戻すことができたと感じます。自分のことばかり囚われないで生きていきたい。(50代女性)

 

・自分にできることは何か。原爆も戦争もそこから生まれるのは地獄。戦わずして、問題を解決できる知恵を人間は持っていると思う。(20代女性)

 

 戦争の悲惨さ、平和の大切さについて改めて考える機会となれば幸いです。
ヒロシマナガサキ原爆写真ポスター展」は来年も図書館で開催される予定です。

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